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2007年2月23日 (金)

鬼の笛

最近ねぷた絵師の方から京都の昔話の本を貸していただき、夢中になって読んでいます。その中に、鬼を泣かせる管絃の男・源博雅の「鬼の笛」というお話が載っていたので、皆さんにもお話ししたいと思います。

源博雅は、平安時代の音楽の天才で、博雅三位(はくがのさんみ)とも呼ばれております。  ある月の明るい夜に、笛を吹きながら朱雀門(すざくもん)のあたりをとおりかかりました。すると、あちらの方にも、同じように笛を吹いている人がいるではありませんか。しかもその笛の音は、この世のものとも思えないほど、美しいのです。不思議に思って博雅が近寄ってみると、それはぜんぜん知らない人でした。こうして二人は、月の夜には必ず笛の吹きくらべをしました。ある夜、二人は笛をとりかえて吹いてみました。博雅はその方の笛を吹いてみると、とても素晴らしい笛でした。それからも二人は月の夜に笛を吹いていましたが、べつに「笛を返して下さい」と言われなかったので、とりかえたままになってしまいました。その人は、じつは朱雀門の鬼だったのです。それから何年かたち、博雅が亡くなってから、天皇はその笛を、笛の名人に吹かせようとしましたが、誰一人として吹きこなすことが出来なかったというお話です。

博雅は本当に不思議な人であり、ちょっと変わり者でもあるなぁ~と思いました(笑)陰陽師の時代、鬼の出る月の夜に、一人笛を吹きながら外を歩くだなんて、俺にはとてもじゃないけど、オシッコがちびりそうになっちゃいますよ!(^▽^;)しかも鬼と一緒に笛を吹くだなんて。鬼も喜ぶくらい、すごく綺麗な音色だったんでしょうね!そこまで癒しの音色を出せるということは、それくらい純粋で素直な心の温かい人だったと私は思います。歴史上の人物には、こういう素晴らしい人がたくさんいます。そういう人たちのいいところを見習って普段の生活に活かし、生きて行きたいと思います。調べたところ、源博雅さんは、9月の28日が命日だそうです。私はこの日に、毎年岩手県二戸市にある、金田一温泉緑風荘で行なわれる、座敷わらしの大祭で笛を吹いています。博雅さんの命日に笛を吹けるだなんて、笛吹きにとって幸せなことです。いつの日か京都や博雅さんのお墓の前で笛が吹けたら最高でしょうね!今日も楽しんで笛を吹こうっと!(^▽^)/

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コメント

ぼたんです。こちらには、初めて書き込みます。いつも、楽しく読ませてもらっています。お元気にご活躍の様子、思わず私も笑みがこぼれます。源博雅さんの命日が9月28日とは、世の不思議を感じるとともに、妙に納得しております。我が家では、HIROMASAさんのCDをいつも流しています。「今度はわらべ歌も吹いてもらいたいです」なんて、勝手にリクエストしてもいいですか。三枚目のCD楽しみにしていますよ。

投稿: ぼたん | 2007年2月27日 (火) 19時35分

ぼたんさんは私のCDをいつも聴いてくれているんですね!ありがとうございます。わらべ歌は何曲か覚えたので、CDを作る予定でいます。座敷わらしの大祭でもやろうかと思っているので、お楽しみに。

投稿: HIROMASA | 2007年2月28日 (水) 09時31分

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